家庭教師

「おまえんとこ、家庭教師雇ってるんだろ?いいよなぁ。美人?」
 下校途中であろう、中学生の男子二人が並んで歩きながらしゃべっている。
「ん〜…普通かな。ブスでもないし、美人!って程でもないなぁ」
 尋ねられた少年が肩をすくめながらそう答える。もう一人は鞄を振り回しながら俺も美人の家庭教師がほしいぜーっ!っと叫んでいる。
「なぁ、今度紹介してくれよ?」
「は?そんなの紹介してどうなるんだよ?お前塾行ってるんだろ?」
 呆れ顔で答える。
「そうかぁ。そうだよなぁ。塾なんてさ、男の先生ばっかで色気もなんにもねぇんだよな。やっぱり先生と言えば女の人だよなぁ。しかも美人!これに限るぜ」
 一人燃える友人を呆れ顔で見ながら少年―青野達弥はひそかに家庭教師のある今日を楽しみにしていた。
「じゃあな、また明日」
「おう!塾がんばれよ!」
「お前もなー」
 二人は分かれる。友人の姿が消えると達弥は全速力で家路を急ぐ。友人のくだらない会話に付き合わされたおかげで家庭教師の先生が来る時間を少しオーバーしていた。
「ただいまーっ!!」
 家に駆け込むと既に先生の靴が綺麗にそろえて置かれていた。
「先生、来てるの?」
 居間を覗くとそこには達弥の家庭教師である、香山葉子が母親から出された紅茶を飲んでいた。
「おかえりなさい。ちょっと遅刻だぞ」
 葉子の言葉に時計を確認すると達弥は20分遅刻していた。
「すぐに着替えるよ!呼ぶからそのまま待っててね?」
「早くしなさい!」
 母親にせっつかれて達弥は階段を駆け上がり、自室に入ると制服を脱ぎ捨ててトレーナーとGパンを着ると葉子を呼ぶ。
「さ、て。中間試験、そろそろ帰ってきてるんじゃないの?」
「う…いきなりかよ」
 渋々答案用紙を差し出す。
「んーっと、国語、英語、社会は問題ないね。やっぱり数学と理科かぁ」
 葉子の言う通り、数学と理科の点数は60点代にとどまっていた。
「じゃあ今日は試験の復習と数学、理科のお勉強だね」
「げー」

 家庭教師の時間は2時間。間に適当な間隔で休憩ははさんでいる。
 勉強を始めて40分位たったころだろうか、休憩になった。同時に母親がベストタイミングで飲み物とクッキーを指し入れてくれる。
「お母さん、ちょっと華仙さんの所に行ってくるからちゃんと勉強するのよ!先生、よろしくお願いしますね?」
 そう言い残して部屋から出て行く。しばらく学校の事やゲームの事などを話すと再び勉強を再開した。
「ここ、わかんないなぁ」
「ん?あぁこれはこの公式を使うのよ。ここをこうして…ね?」
「おぉ。そうかそうか。わかった」
 そんな感じで勉強は進み、時間が来た。
「じゃあ今日のところはここまでね」
 パタン、と教科書をたたむ葉子。達弥はぐったりしている。
「こらこら」
 笑顔で額をつつく。
「このあと期末試験も待ってるのよ。がんばらなきゃ!」
「むー…」
 トイレに立つ。部屋の外に出ると家の中はひっそりとしていて母親は未だ帰っていないようだった。
「ねえ先生、ゲームしよっか?母さんまだだし。時間ある?」
 葉子は言われて時計を確認するとうん、とうなずいた。
「鉄拳しようよ」
 葉子は意外とゲーム好きで特に格闘ゲームが得意らしかった。達弥は早速自室にあるTVにゲーム機をつなげて電源を入れる。
「じゃあ、俺は….平八!」
「えー、私がやろうと思ってたのに。じゃあ私は熊ちゃん!」
 ちゃんづけしてるが葉子の熊は比類なく強かった。
「まぢーっ!?そんなコンボありかよーっ!?」
「ふっふっふー。だてに熊好きじゃないわよぉ。それっ!」
 画面の中で平八が吹っ飛ばされて勝負がつく。
「次は負けん!!」
 ROUND2が始まる。
「うおりゃっ!!」
「きゃっ!」
 和気あいあいと格闘ゲームを続ける。
「ふぅぅぅ」
 二人ともため息をつく。戦跡は20勝20敗。しかも同一キャラでだ。
「腕、あげたね。先生」
 達弥に言われて葉子は力瘤をつくる動作をしながら、
「鍛えたもん」
 といいながら腕を下ろす。
「あっ!」
 おろした先には大量の漫画が積まれていた。葉子の腕がその山を見事に破壊する。
「あらら。ごめーん」
「い、いいよ。大丈夫大丈夫」
 不自然に焦りながら崩れた本を片付けようとする。葉子も手伝おうとして一冊の本の上で手が止まる。
「達弥君、コレ…」
 葉子が手に取った本の表紙にはヌード女性の写真があり、『今月の特集』の所には『やさしい家庭教師とのSEX…』とかいったコラムが載っていた。
「あっ!そっそれは…その…」
 必死で弁解しようとするが言葉が出ない。葉子はその本をぺらぺらとめくりながら顔を赤らめる。
「そっかぁ。中学生だもんね、興味あるんだ?」
 いたずらっぽい表情だ。達弥も顔を真っ赤にしてうつむく。
「ね、私のコトを思ってこの本読んでたの?」
「えっ!?」
 図星を指されたことより葉子の発言に驚いた。
「私とHしたい?」
 達弥が固まる。興味は多いにあったが、いきなりこんなことを言われるとは思っても見なかったのでただ驚愕するのみだった。葉子はそんな達弥を見てかわいい。と呟くと固まっている達弥をいきなり抱きしめる。
「えっ!?えっ!?」
 何が起こっているかわからない達弥。わかるのはほっぺたが柔らかいものに押し当てられていると言う事だった。葉子の胸に。
「んっふっふー。こっちの方も教えたげるね?」
 そのまま押し倒される。葉子は達弥のほっぺたにキスをすると着ていたブラウスのボタンを一つずつはずしてブラジャーまで勢い良く外す。反動で大きめの乳房がぷるん、と揺れた。
「ほら、触って」
 言われるがままに胸に触れる。本や友人に聞いていた、『マシュマロの様な柔らかさ』より遥かに柔らかい。
「せ、先生…」
「こういうときは『葉子さん』がいいな?」
「よ、葉子さん…」
「ん?」
 達弥の中でなにかがぷつっと切れる。後にそれが理性の紐なのだと気付くが。
「葉子さん!」
「きゃっ!」
 達弥が今度は押し倒す。葉子の胸に顔をうずめてから乳房に舌を這わせる。ぴくっと小さく葉子の身体が反応して跳ねる。
「んっ…そうそう。乳首も舐めてみて?」
 葉子の指示通り小さくてピンク色の乳首を口に含む。葉子の身体がさっきより跳ねて小さい声が上がる。達弥は必死で葉子の乳首を口に含んだまま舌で乳首を愛撫する。
「んっ、あっ!気持ちイイ…」
 そう言いながらも葉子の手は達弥の下半身に伸びていた。
「もうカチカチになってるね?」
 艶っぽい笑顔を浮かべて達弥を胸から離すと達弥のGパンのチャックを下ろし、トランクスから達弥のまた未成熟な男性器をひきずりだす。
「へぇー、結構おっきいね」
 言うが早いか達弥の男根は葉子の口の中に入る。ねとっとした感触が背筋を伝って脳髄に刺激を伝える。
「せ…葉子さん!」
 自慰のそれとは明らかに違う快感が達弥を支配する。葉子はそんな初々しい反応を楽しみながら達弥の若く、そそり立った性器を先から根元まで舐めまわす。時には先端だけに舌を這わせたり、時には一気に飲みこんだり…すべてが達弥にとっては初めてだし、大きな快感だった。
「うっ!!」
 葉子の口の中に入っていた男根が大きく脈打って白い液体が吐き出された。葉子は少し驚きながらもそれをすべて受けとめて喉を鳴らして飲み込んで行く。
「ふぅ。射精するときは言わなきゃ。びっくりするでしょ?でもおいしい。さすがに若いね」
 ルージュの引かれた唇の端にはまだ達弥の精液が流れていたが、葉子はそれを舌でぺロっと舐めとる。
「次は達弥君の番だよ。私を気持ち良くしてくれる?」
 ぶんぶんと頭を縦に振る。葉子は笑顔でうなずいて服を全部脱ぎ去って一糸纏わぬ姿になると達弥に向かって脚を開いた。その奥には初めて見る女性器が薄い毛髪の中にあった。
「ここを舐めてくれる?」
 葉子が指したのは本で書いていたところのクリトリスだった。達弥はおずおずと舌を伸ばしてその突起部分に触れる。葉子の身体がびくっと震える。しかし達弥ははじめて見るヴァギナに興奮しきっており、夢中でクリトリスを舐め、口に含む。そのたびに葉子の身体は震え、声がさっきよりも少々大きくあがる。
「ん、んぁぁっ!気持ちイイよ。じゃあ、次は、こ・こ」
 葉子は自分の性器を両手の指で軽く広げて達弥に見せてやる。達弥の視線が熱いほどそそがれるのが葉子には快感だった。
「ほら、指、入るんだよ?」
 言われて達弥は人差し指を葉子の性器に挿入させる。ぬるっと言う感触とともに人差し指が根元まで一気に飲みこまれる。
「あぁっ!」
 葉子が溜まらず歓喜の声をあげる。達弥はゆっくりとその指を出したり入れたりと繰り返してみる。葉子の声と比例して肉壷は愛液を分泌していく。達弥の指は既に愛液で濡れきっていた。達弥はたまらず葉子の性器に舌を伸ばして舐める。少ししょっぱい。
「うんっ!はぁぁ…そう、上手よ。もっと奥まで舌、入れれる?…あはっ!そうそう。気持ちイイよ…」
 半ば達弥の顔を自分の性器に押し付ける様にする。そうすると達弥の鼻先がクリトリスに当たってさらに快楽が大きくなる。
「葉子さん、おれ、もう…」
 達弥の下半身を見ると今にもはちきれそうなほど大きくなり、脈打つ肉棒があった。葉子はそれを見てくすっと笑うと達弥をベッドに寝かせて自分が達弥をまたがる格好になる。
「じゃあ、入れるね?」
 達弥がうなずくと葉子は達弥の肉棒を自分の肉壷にあてがい、一気に挿入する。
「あぁっ!!」
 達弥も葉子も同時に喚声を上げる。葉子はゆっくりと腰を動かして達弥のモノの感触を味わい、達弥も同時に葉子の中の感触を味わう。
「んっ!でそう!」
 達弥が叫ぶと葉子は2,3回腰を動かすと絶妙のタイミングで肉棒を抜き、手でしごいてやる。と、勢い良く精液がほとばしり、葉子の胸にまで届いた。
「すごいね。しかもまだ元気だよ?」
 言いながら再び達弥の精液で少し汚れた肉棒を口に含んで付着していた精液を舐め取り、自分の胸についた液体も指ですくって飲みこんだ。
「どう?気持ちイイ?」
 半分夢心地のままうなずく。
「じゃあ、今度は達弥君が上になってね?できるかな?」
 まるで勉強を教える様な声で言う。達弥はうなずくと横になって脚を広げる葉子の中に割り込み、ペニスを葉子のヴァギナにあてがう。
「ううん、そこじゃなくて、もうちょっと下…そう。そこよ。一気に入れてごらん?」
 腰を前に進める。すると達弥の肉棒はぬるりとした感触に包まれて一気に飲みこまれる。
「あぁぁぁぁ!」
 達弥のほうが快楽に我慢できずに声を漏らす。
「動いて…」
 教えられたとおりに抽出運動を始める。始めはぎこちなかったそのうごきも葉子のリードと背筋を走りぬける快楽によってどんどん早くなる。同時に二人の声も激しいものになり、ディープキスも始める。
「ん…」
 舌と舌の絡まる音と肉棒が濡れそぼった肉壷に挿入される音がいやらしいハーモニーを奏でる。
 葉子の中は暖かく、そして気持ち良かった。適度にペニスはしめつけられ、潤滑油のおかげでぬるぬるとした感触が気持ちイイ。
「葉子さん、気持ちイイよ!」
「私もよ。さい、こ、う」
 快楽をむさぼるの中でそう会話する。
「私の中で達弥君のが暴れてるのがよくわかる」
 そんな言葉だけで達弥の興奮は更に高まり、腰の動きがどんどん速くなる。
「で、でそう!」
「今日は中でイってもいいよ。大丈夫だから」
 葉子の言葉どおり、達弥の肉棒はびくん、と葉子の肉壷の中で脈打ち、白濁液を葉子のお腹の中に吐き出す。同時に葉子も絶頂に達したらしく、達弥のペニスがぎゅっと締めつけられる。それでも腰は止まらず、達弥は葉子の膣中に全ての精液を流し込んだ。
「ふぅぅぅ…」
 そのまま葉子の乳房に顔をうずめる。
「どう?自分でスルよりよかったでしょ?」
「うん。全然違ったよ」
 達弥の答えに満足して葉子は達弥の頭をきゅっと抱きしめる。と、膣中でしぼみはじめていた達弥の肉棒がむくむくと大きくなってくる。
「葉子さん…」
「元気だね。いいよ。動いて?」
 再び達弥の腰が動く。今度は葉子の愛液だけでなく、達弥自身が吐き出した精液がさらに動きをスムーズにさせていた。が、物足りなさは皆無で葉子の肉壷は締まり、達弥は快楽をむさぼる様に腰を動かした。
「またっ!!」
 今日通算四回目の射精を迎える。今度は最後の瞬間に肉棒を引き抜いて葉子の胸に全てを吐き出す。葉子も恍惚とした表情でその光景に見入り、絶頂を迎えた。
 達弥の精液を胸に塗りつけたり、舐め摂ったりしながら葉子は美味しい。と言うとティッシュを達弥から受けとってそれらをふき取る。達弥もそうしようとしたが、葉子が口で全てを綺麗にしてくれた。
「んっ。綺麗になったよ」
「ありがとう」
 理性が戻り始めていたので少し恥ずかしい。
「ん?気持ち良くなかった?」
 問われてぶんぶんと頭を大きく横に振る。
「よかった♪」
「ね、先生?」
「ん?」
「また、してくれる?」
 言われて葉子は少し考えてから、意地悪そうに笑みを浮かべて、
「じゃあ、数学と理科の点数が80点まであがったらまたしたげる」
「えーっ!ムリかなぁ…」
 笑いながら言う達弥に葉子も笑いながら応える。
「大丈夫。私が教えてあげるんだよ。それに、時々はお口でしたげる。ストレス溜めちゃダメだからね?」
 達弥も笑顔でうん、とうなずいて、
「ね、先生、も一回鉄拳やろうよ。先生の熊、俺の平八で負かしてあげるよ!」

〜Fin〜
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